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K.Sさん

K.Sさん 開発部

業務内容

当社主力の活性生菌製剤ビオスリーを用いて人体を対象とした臨床試験を実施し、新たな臨床データ、いわゆるエビデンスを創り出すことを進めています。
具体的には、臨床試験の対象疾患や臨床試験の評価項目決定に加え、実施施設選定、試験内容に関する医師等との協議、実施体制の構築や医師の論文作成サポートなどを行っています。

入社した理由

もともとは血液がんの新薬開発をしていましたが、抗がん剤の投与によりほとんどの患者さんは下痢や便秘の副作用で苦しんでおられ、その患者さんの多くに活性生菌製剤が投与されていました。そのことが生きた有益な微生物の人体への効果に興味が湧いたきっかけとなりました。
また活性生菌製剤のうち、ビオスリーの3菌共生による作用メカニズムが他の活性生菌製剤とは違うという点に魅力を感じたことが入社の決め手です。

入社後の感想

入社後、活性生菌製剤等の人体への作用を勉強するごとに、腸管内の微生物が人体に与える影響が全身の臓器と連関することがわかりました。
活性生菌製剤投与は下痢や便秘以外の疾患にも有効である臨床データが多く、その分ビオスリーの臨床試験の対象疾患絞り込みが大変ですが、大いに夢が膨らむところでもあります。
有効な臨床データを創り出すプレッシャーもありますが、それを実現できる場を提供してくれる会社だと思います。

仕事の「やりがい・魅力」

医師等との共同研究結果が、より多くの患者さんの病態改善や予防につながると思うとやりがいを感じます。また、新たな研究データがエビデンスとして論文に掲載され、各種ガイドラインにプロバイオティクスの有効性として掲載される業務は魅力の一つです。

これまでの経験の中で 印象に残っているエピソード

ビオスリーによる臨床研究立案の際、消化器内科の医師はプロバイオティクスの便秘症に対する有効性が低いという考えから消極的でした。ところが、ビオスリーの便秘症に対する臨床研究を実施したところ、医師が思っていた以上に有効であることが判明し、現在は便秘症がビオスリーの臨床研究の主軸となったことです。

職場の雰囲気について

経験者も多く、各人が自主的に行動を起こしやすい雰囲気です。
また多くの関連学会に参加させてもらえることで、腸内環境と各臓器との連関情報を入手しやすいため、新たなクリニカル・クエスチョン(臨床的な疑問)を見出し、それを解明する臨床研究の提案もしやすい雰囲気です。
さらに、部内はもちろん、微生物の専門家が多く在籍している他部署への相談も容易にできる職場です。

今後の目標

エビデンスレベルの高い臨床研究データを発表し、論文投稿やガイドライン掲載を通じてより多くの医師にビオスリーを使用していただくことで、より多くの患者さんの治療・予防に貢献したいです。

求職者へのメッセージ

当社のビオスリーは、3種の活性生菌を含むことで小腸から大腸までの広範囲な腸管と連関する臓器への作用が期待できる製剤です。そのためより多くの疾患に対する有用性を秘めています。その有用性を立証するため一緒に働くことができれば嬉しく思います。
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