弊社館林工場がある群馬県館林市にて、「たてばやし健康寿命延伸シンポジウム」が1月19日、市内三の丸芸術ホールで開催されました。第二回である今年は特別講演で、「奇跡のリンゴ」で著名な、弘前市のリンゴ農家・ 木村秋則さんが熱弁を、またその後の座談会でも貴重なお言葉を頂きました。500名収容の会場は立ち席ができるほどの満員大盛況でした。
本シンポジウムを主催した館林市健康寿命延伸プラットフォームは、運動、食品、医薬などの専門委員会から構成され市民の健康寿命を延伸させるための活動で、当社も参画している活動です。
当日は木村さんの講演を皮切りに、館林市出身の医学博士、白澤卓二先生を座長に迎えた座談会にて、自然農法の重要性、農薬が及ぼす土壌への影響、健康な大地を作るためには微生物が大事である、ということから、食の重要性について説明されました。
木村さんと須藤和臣市長
本講演後の楽屋裏にて、須藤和臣市長の御紹介で、当社開発推進室であり、本プラットフォームにて委員を務めている瀬尾室長がご挨拶をし、土壌微生物の性質が腸内細菌の性質に似ていることなどについて話をし、弊社の腸内細菌研究に大変関心を持たれていました。
<木村秋則(きむら あきのり)氏経歴>
1949年、青森県弘前生まれ。リンゴ農家の婿養子となり、農薬に弱い妻のために1978年から無農薬のリンゴ栽培を試みる。実践と失敗を繰り返しながら11年目に肥料と農薬を使用しない自然栽培に成功。リンゴ生産を続けながら、日本のみならず世界に向けて「自然栽培」を普及している。
NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀 出演、著書多数、映画化「奇跡のリンゴ」。
木村さんのオフィシャルホームページ : http://akinori-kimura.com/